51歳の美しきボンドガール「歳をとるのは怖くない」
「007」シリーズ史上最も妖艶なボンドガールになったと評判になっている『007 スペクター』(日本12月4日公開)のモニカ・ベルッチ(51)は、50代という年齢をエンジョイしているそうで、閉経が待ちきれない気分だという。
「年を取ることは全然こわくないわ。私たちを美しくするのは内面であり、外見とは違うものだわ。もうすぐ閉経が始まると思うけど、それは自然なことよ。病気じゃない。肉体的にはちょっとクレイジーになるかもね。でも数か月後、または一年後には大丈夫になるのよ。自然な人生のプロセスだから不安はないわ」
「私には2人子供がいる。1人目は40歳で産んだし、2人目は45歳の時だった。一年間は母乳を与えたから、4年前まで授乳していたということよ。私は出産からあっと言う間に閉経を迎えることになる。でも、とにかく閉経はすばらしいことよ。生理がなくなるんだから」とモニカは英紙デイリー・メールに話している。
『007 スペクター』でルチア役を演じているモニカには、ダニエル・クレイグとの濡れ場もあったそう。コルセットとガーター姿でベッドシーンを演じたというモニカは「イタリアの女はいつもベッドではああいう格好をするのよ」とジョークを飛ばしている。モニカは、50代のボンドガールをセクシーな女性として描いたサム・メンデス監督の決断は「革命的」だったと言う。
「それは本当に、女優や一般の女性たちに対する全く新しい見方なのよ。年上の女性がボンドを誘惑するなんて、これまで見たこともなかったわ。年を取った女性に対する考え方が変わり始めているんだと思う」とモニカは語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ