アデル、3年ぶりの新曲に盗作疑惑!
アデルの3年ぶりの新曲「Hello」が発売1週間で米国でミリオン・セラーになるという記録を樹立し、英国でも初登場1位の大ヒットになっているが、その歌詞がトム・ウェイツの楽曲の盗作ではないかと音楽好きのネットユーザーたちから指摘されている。
英紙テレグラフによれば、アデルの新曲に似ていると言われているのは1973年にリリースされたトム・ウェイツの「Martha」という曲。深夜の電話で、昔の恋人に電話をかけて会いたいと誘う歌詞の内容がアデルの「Hello」にそっくりなのだという。
「Hello」の歌詞は、「もしもし、私よ。こんなに年月が経ってしまったけど、会えないかしら。いろいろなことを語り合いたいの。少なくとも、あなたに会って傷つけてごめんさないと言いたくて」というものだが、「Martha」は「もしもし、マーサかい?トム・フロストだよ。これは長距離電話だ。電話代は心配しないで。あれから40年以上になるかな。マーサ、思い出してくれ。会ってコーヒーでも飲みながら、いろいろなことを語り合おう」という歌詞だという。
「『アデルは賢い』の大騒ぎに水を差させてもらうよ。トム・ウェイツのほうがよかった」「アデルの新曲は『Martha』みたい」「『Hello』はトム・ウェイツの曲のコピーだ」「ようやくアデルの新曲を聴いたら、はっきり言って『Martha』じゃないか」などの意見がツイッターには寄せられている。
アデルと一緒に仕事をしたプロデューサーのグレッグ・カースティンは、アデルがトム・ウェイツを聴いていたことを認めているそうで、「彼女は特別なメソッドを使って曲を作ることはしたくなかった。僕たちはトム・ウェイツとか、物語を語るタイプのアーティストについて話し合った」と語っていたと英紙デイリー・メールが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】