【映画美少女】松井愛莉に聞く15の質問 Part1
【映画美少女】ではU-18の注目すべき映画女優に限定したインタビューを配信。今回は、ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で見せた号泣シーンなど、演技方面の評価を高めている松井愛莉を直撃。ファッションショーの常連モデルとして堂々とランウェイを歩く一方、じつは根っからの人見知りだという松井が、言葉を選びながら15の質問に答えてくれた。(Part1)【取材・文/トライワークス】
なぜか「演技をやってみたい!」と思ったんです
Q1.なぜ女優を目指したのでしょうか?
「私はお父さんに勧められるままにモデルオーディションを受けて芸能界に入ったんですが、そもそもモデルになりたい願望がまったくなかったんです。女優も同じで、当時は『絶対、女優はやらない』ってわがままなことを言ってました(笑)。でも初めていただいた演技のお仕事はドラマ『山田くんと7人の魔女』だったんですが、その時はなぜか『やってみたい!』と思った自分がいて…。あんなに嫌がっていたのに、なんでやりたいと思ったのか、いまだによくわからないです」
なんでこんなことをしなきゃいけないのか、と(笑)
Q2.演技力はどうやってトレーニングしましたか?
「『山田くんと7人の魔女』以前は演技のレッスンをほとんど受けたことがない状態でした。事務所に入ってすぐに初レッスンを受けて、それが嫌すぎて、耐えられなかった。恥ずかしいし、なんでこんなことをしなきゃいけないのか、と(笑)。それから3年ぐらい遠ざかっていたので、演技に関しては現場で経験を積みながら…という感じですね」
全体的にもっとレベルアップが必要なんです
Q3.最近の活躍をご自身で振り返ってみていかがでしょうか?
「いろんなお仕事ができる楽しさはあると思うんですが、全体的にもっとレベルアップが必要だと思います。自分の中でやりたいと思う度合いは女優もモデルも一緒。例えば演技のお仕事が続いていて、その間にモデルの仕事が入ってくると息抜きになる…みたいに感じることもあるし、すべて続けていきたいと思っています」
自分の出た作品を見てヘコんでますよ(笑)
Q4.演技に対するこだわりはありますか?
「演技は自分で納得できないからこそもっと頑張ろうと思える、というか。改善点があって、もっと頑張らなきゃと思えるから努力できる。いつも自分の出た作品を見てヘコんでますよ(笑)。私はそれがないと頑張れないタイプなのかもしれないですね」
映画の現場はいい距離感を保てるんです
Q5.映画に対するこだわりはありますか?
「映画の現場は好きなんです。ドラマも好きですが3か月とか期間が長いので、特に同世代の共演者がいると“仲良くなりすぎる”と感じていて。本当に仲が良いからこそ遠慮がなくなっちゃうというか、距離感が難しい。映画では短期間なので共演者の方ともいい距離感を保てるんです」
(Part2へ続く)
<プロフィール>
1996年12月26日生まれ、福島県出身。2009年に第13回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞し、デビュー。2010年から約2年間、“さくら学院”に所属し、発足したてだったグループの成長に貢献する。現在はファッション誌「Ray」の専属モデル活動と並行して、「GTO」「地獄先生ぬ~べ~」など多数のドラマ作品に出演。また「Going! Sports&News」には、お天気お姉さんとして出演している。映画への出演は『想いのこし』(14)、『ビリギャル』(15)がある。
<公開待機作>
『通学シリーズ 通学電車』(11月7日公開)
『通学シリーズ 通学途中』(11月21日公開)