津川雅彦が子役の鈴木梨央を「天才」とべた褒め!
「星の王子さま」のその後の物語を描いた映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の特別上映会が、11月5日に現在シティタイアップ中の愛知県豊田市の豊田市コンサートホールで行われ、日本語吹替版の声優を務める鈴木梨央、津川雅彦、豊田市出身の福田彩乃が出席。豊田市コンサートホールのシンボルであるパイプオルガンで予告編に使用された楽曲「Somewhere Only We Know」が演奏され、豊田市民を中心に集まった約700名の観客を迎えた。
豊田市の太田市長が「WE LOVE とよた スペシャルサポーター」として福田を任命し、すかさず福田の十八番であるニワトリやボビー・オロゴンのモノマネをリクエスト。モノマネを披露すると、会場は大きな笑いに包まれた。任命を受けた福田は「学生時代を過ごした大好きな街なので、これから多くの人に豊田の魅力を伝えていきたい」と喜びを語った。
そして、女の子役の吹替を担当した鈴木と飛行士役を担当した津川が登壇。鈴木が吹替の難しさを話すと、津川は「本人は難しいと言っていますが、彼女は天才。僕が教えてもらいたいくらい」と鈴木の演技をべた褒め。鈴木は津川に対し、「カンヌ国際映画祭のレッドカーペットの階段で手を差し伸べてくださって、とても嬉しかったです」と思い出を話し、年齢を越えた信頼関係を見せた。
本作のキーワードと言える「大切なものは目に見えない」という言葉から、自身にとっての目に見えない大切なものについて質問されると、鈴木は「自分が努力をしていくことで、すてきな人たちに巡り会えること」としっかり回答し、会場から拍手が巻き起こった。津川は本作の見どころについて「映画の中でキツネとヘビが出てきます。この子たちが本当にすばらしいことを言うんです。ぜひその言葉を心にとめていただきたいです」と語った。
豊田市では12月27日まで、映画を生かした街づくりとして『リトルプリンス 星の王子さまと私』とのタイアップを実施。豊田市中央図書館、T-FACE、とよた科学体験館、コモ・スクエア イベント広場、ラッピングバスなど、いたるところに『リトルプリンス 星の王子さまと私』の世界が散りばめられ、映画と街がつながっているかのような楽しい街づくりが実現した。【Movie Walker】