三谷幸喜監督「『スター・ウォーズ』は結果的にライバルになりました」
2週連続で興行ランキング1位をマークした三谷幸喜脚本・監督のスペースロマンティックコメディ『ギャラクシー街道』の大ヒット舞台挨拶が11月9日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、香取慎吾と三谷監督が登壇。香取は「また舞台に立ててうれしく思っています。ギャラクシー街道へようこそ!」と笑顔で挨拶をした。
本日は三谷監督による『ギャラクシー街道』を宇宙一楽しむための宇宙講座が開かれた。「宇宙と映画の関係」の講義では、ジョルジュ・メリエスによる初のSF映画『月世界旅行』(02)や、『2001年宇宙の旅』(68)、『スター・ウォーズ』(77)などのエポックメイキングな作品群が紹介される。
すると香取が、最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)を引き合いに出し「こんなに大きなものが来る年に、どうして『ギャラクシー街道』をやろうと思ったの?偶然だったのかどうなのか」と三谷監督に斬りこむ。
三谷監督はうなずきながら「結果的にライバルになりました。で、負けました」とあっさり降参するも、香取は「いやいや、まだ早いから」と突っ込む。三谷監督は「たぶん企画はこっちの方が先立ったと思いますが、向こうがぶつけてきた。卑怯なやつらです。何も今年やらなくても良いのに」とやけくそ状態で語り、会場の笑いを取った。
最後に、三谷監督の講義を聞いた香取や観客に、「修了証書」が授与され、全員でフォトセッションを行った。【取材・文/山崎伸子】
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