リーアム・ニーソン、激やせは新作での役作り!
激やせして急に老け込んだ姿が話題になっていたリーアム・ニーソンだが、あれは懸念されていたように病気にかかっていたわけではなく、役作りのためだったと明かしている。
マーティン・スコセッシ監督による遠藤周作の小説「沈黙」の映画化作品『Silence』に出演しているリーアムは、日本で布教中に捕縛され、「穴吊り」の拷問に屈して棄教するフェレイラ神父の役を演じており、スコセッシ監督から20ポンド(約9kg)減量するように言われたという。
「マーティンが、僕にもっとやせ衰えた外見になってほしいと言ったんだ。共演者のアダム・ドライバーとアンドリュー・ガーフィールドも同じだった」とリーアムは語ったと英紙デイリー・メールが伝えている。
中でも激しく減量したのはアダム・ドライバーだったそうで、「アダムは極端にやせてしまった。彼は海軍にいたことがあるからね。指令を受けると、本気でそれをやるんだ。彼はまるでアウシュヴィッツから出て来た人間のように見えたよ」
「マーティンは俳優にそれぐらいの献身を要求する。そしてそれは作品に現れる。彼は伝説の監督だからね、僕たちはやり遂げなければならない。僕も(減量を)乗り越えなければならなかった」とリーアムは明かしている。
週末にメキシコでパパラッチに撮影された写真では、海パン姿で日光浴しているリーアムはすっかり元通りの体つきに戻っており、苦しい減量生活は終わったようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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