水樹奈々、「どんな状況でも歌って」の要望に困惑
11月21日(土)、『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の公開を記念した舞台挨拶が、TOHOシネマズ スカラ座にて開催され、豪華吹き替えキャストが集結!シリーズを通して声優を務める水樹奈々(主人公:カットニス役)、神谷浩史(ピータ役)、前野智昭(フィニック役)に登壇した。
本作は、近未来の地球を舞台に、戦うことを余儀なくされた少年少女を待ち受ける過酷な運命を描く、ティーンに人気のスーザン・コリンズの小説をジェニファー・ローレンス主演で映画化したサスペンス・アクション3部作の完結編の後編。公開前から『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』との全米年間興収第1位レースの話題で旋風を巻き起こしており、先日行われたワールドプレミアには、全世界からマスコミが詰め掛けたほど人気を博している。
今回のイベントで人気声優陣は、反乱軍vs独裁国家の全面戦争がいよいよ最終局面となる本シリーズへの熱い思いを語った。
水樹は「まさかまさかの展開。台本を見てびっくりしました。注目していただきたいのは人間と人間のドラマの部分です。始めは周りに踊らされていたカットニスも、最終的には自分で見たものだけを信じて動いていく。凛々しい姿に女性として共感しました」とコメント。
神谷は「初めて見る方も間違いなく楽しめると思います。前回は、ピータが拷問を受けるというショッキングなラストだったから、今回どうなるのか楽しみにしていました。今回は活躍するんだろうなぁと」とニッコリ。前野は「今回はものすごいインパクトのある活躍ぶりをしています。みなさんの期待を良い意味で裏切っていると思う。カットニスも、回を増すごとに判断力が高まってきていてカッコイイですよ」とアピールした。
また、イベントでは、「ハンガー・ゲームの世界の住人になったとしたら、どういう決断をするか」という質問が飛んだ。すると神谷は「逃げますねー」とひと言放った後、「僕は戦闘には全く向いていないので。でも、奈々ちゃんにはどんな状況でも歌っていてほしいですね(笑)」と要望。これには水樹も返答に困った様子で「あの、心が折れるまで歌います…」と苦笑していた。【取材・文/平井あゆみ】