イ・ビョンホン一筋で「嫁にいかない!」坂本冬美、11年ぶりの再会に卒倒寸前

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イ・ビョンホン一筋で「嫁にいかない!」坂本冬美、11年ぶりの再会に卒倒寸前

イ・ビョンホン主演のソード・アクション大作『メモリーズ 追憶の剣』(2016年1月23日公開)のジャパンプレミアが11月30日にめぐろパーシモンホールで開催され、来日を果たしたイ・ビョンホンが日本のファンの前に登場。キラースマイルを炸裂させながら、「お久しぶりです」と挨拶すると、会場から大歓声が湧き上がった。

ビョンホンの来日は『REDリターンズ』(13)以来、約2年ぶりのこと。客席の間を通ってビョンホンが現れると割れんばかりの歓声が上がり、会場の熱気はムンムン。ビョンホンが「1日1日、今日を指折数えて待っていました」と話すと、その紳士的な姿にあちこちから「素敵」というため息がこぼれていた。

本作は、高麗末期を舞台に4人の剣士たちが運命に導かれるように戦いの場へと引きずり込まれていく、愛と復讐の物語。ビョンホンは「描かれている愛に惹かれた」とコメント。「シェイクスピアのような古典的な愛であるけれど、これほど深く濃密な愛があるのかと思い、出演を決めました」と本作の魅力を「愛」であると話した。

今回はスタントなしで本格ソード・アクションに挑戦したというが、ビョンホンは「『G.I.ジョー』では構えや格好だけを習っていたので、今回、初めて本格的に東洋的な剣術をやった」と告白。周囲にはもっとできるはずと思われていたのか、「最初はスタントマンの皆さんが私の武術にがっかりしていました。その姿を見て、ちょっとプライドが傷ついてしまった」としょんぼりしながら語り、会場の笑いを誘っていた。

またこの日は、「イ・ビョンホンの大ファン」という歌手の坂本冬美が花束を持って駆けつけた。11年前にも会ったことがあるそうで、坂本が「この日を指折数えて待っておりました」と高鳴る思いを明かすと、会場も大爆笑。フォトセッションではビョンホンに肩を抱かれてよろめく一幕もあり、司会から「倒れないようにしてください!」と声をかけられるほどだった。

その後、囲み会見にも応じた坂本は「お声も好き。キラースマイルも、鍛え抜かれた肉体美もストイックさも好き。どんな役を演じても誠実さが出ている」と興奮冷めやらぬ様子で、ビョンホンの魅力を熱弁。「夢が叶った。すべての運を使い切ってしまったよう」と花束ゲストへの任命に感激しきりで、「ビョンさま一筋で、一生、嫁には行きません!」と宣言。「今日いただいたパワーを紅白(歌合戦)にぶつけたいと思います」と笑顔を弾けさせていた。【取材・文/成田おり枝】

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