鈴木福と芦田愛菜がビックリ「チャーリー・ブラウンはハゲじゃなかった」
名子役として順風満帆なキャリアを築いていた鈴木福と芦田愛菜も、いまや11歳で小学5年生。テレビドラマ「マルモのおきて」で大ブレイクして以来、何度もCMやイベントでタッグを組んできた2人は、“スヌーピー”初の3D/CG映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(12月4日公開)でも、声の共演を楽しんだよう。2人にインタビューし、スヌーピーの魅力について語ってもらった。
本作は、チャールズ・M・シュルツのコミック「ピーナッツ」を『アイス・エイジ』シリーズのブルー・スカイ・スタジオが3DCG映画化した話題作だ。チャーリー・ブラウンが、クラスに転校してきた赤毛の女の子に恋をし、飼いイヌのスヌーピーが、応援していく。
主人公のチャーリー・ブラウン役を演じた鈴木は「世界的に有名なチャーリー・ブラウンの声を担当させてもらって、すごくうれしかったです」と喜びを口にする。「でも、スヌーピーやチャーリー・ブラウンは知っていたけど、ペパーミント・パティなど他のキャラクターの名前などはわからなくて。また、スヌーピーがこんなに動くとは思わなかったです!」。
芦田も「ああ!スヌーピーが動いてる!と、私もびっくりしました。もふもふしていて、なんだかぎゅーっと抱きしめたくなりますよね。」とうなずく。芦田は赤毛の女の子役に息を吹き込んだ。「私は、元々スヌーピーの大ファンだったので、スヌーピーの仲間たちの世界に入っていけるのが夢みたいで、感激しました」と興奮気味に話す。
本作に参加してみて、スヌーピーについていろんな発見があったと言う2人。鈴木は「スヌーピーの背中に黒いブチがあるのを知らなかったです。また、チャーリー・ブラウンは、はげているように見えるけど、実は金髪で頭の地が透けているだけ。僕は最初、坊主頭にくるくるの髪があるだけだと思っていました」と驚く。
芦田も「へえ!そうなんだ」と目を見開く。「いろんな表情がみれてスヌーピーは動くとこんなにかわいいんだ!という点が発見でした。いままで動いている姿を見たことがなかったので」。
鈴木は、チャーリー・ブラウンについて「ドジばっかりしているけど、頑張ってやっているという感じが良いですね。僕もけっこうドジなことをやるので、その気持ちは、わかるといえばわかります」と共感する。
芦田も「チャーリー・ブラウンはドジばかりしているけど、ちゃんと努力していますし、ドジでもめげずに頑張っているところが偉いなと思います」とリスペクト。
鈴木は、スヌーピーについて「二足歩行のイヌなんてすごいなと。友だちに自慢すると思う」と言うと、芦田も「確かに自慢できちゃう。また、私はチャーリー・ブラウンとスヌーピーの仲がすごくうらやましいです。ああいうふうに、いつもいっしょにいてくれる相棒がいたら、毎日がきっとすごく楽しくなりますね」と目を輝かせる。
鈴木は「いろいろなことを教えてくれるし。スヌーピーは何でも知っていますから。ダンスのやり方やケーキの作り方も知っている。あと、あのイヌ小屋のなかにも入ってみたいです」と無邪気に言うと、芦田も「そうそう。もう少し広くしたら、いっしょに入れるね」と笑顔を見せた。
スヌーピーのユニークさやかわいさについて、饒舌に語ってくれた鈴木福と芦田愛菜。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』日本語吹替版では、2人をはじめ、小林星蘭、谷花音など、いまをときめく人気子役4名が声優として参加し、「ピーナッツ」のキャラクターたちを活き活きと演じている。是非、初めて描かれる3D版のもふもふしたスヌーピーや愉快な仲間たちに会いにいってほしい。【取材・文/山崎伸子】