ノエル・ギャラガー「アデルの音楽は婆さん向け」
アルバム「25」がまたもや記録的大ヒットを飛ばしているアデルだが、ノエル・ギャラガーは「傑作だ」という巷の評判には納得できないそうで、「あれは婆さん用の音楽」とコメントしている。
「俺は彼女の音楽は嫌いだ。あれは婆さん用の陳腐な音楽だと思うからね。誰かが俺にアデルの曲をどう思うかと尋ねたら、俺はそう答えてやるんだ。別に何か意図があるわけでも、騒ぎを起こそうというわけでもなくて、ただ俺は、どうして彼女の音楽があれほどもてはやされているのか理解できないんだ」とノエルはオーストラリアのMUSICFEEDに話している。
歯に衣着せぬ発言で知られるノエルは、「俺はそういう風に育てられたからね。誰かが真っすぐに何かを質問してきたら、正直に思っていることを言う。それだけだよ」と語っている。
アデルの「25」は史上初の全米週間セールス300万枚超え、そして史上最高の初動セールス記録をたたき出している。売れ行きの勢いは発売2週目も衰えず、111万枚を売り上げ、発売から2週連続で売上が100万枚を超えたアルバムはこれが初めてだという。また、全米シングル・チャートでは“Hello”が6週連続で1位となっている。
そんなわけで最近はアデルのことについて聞かれることが多いそうだが、ノエルはそれに飽き飽きしているようだ。「U2とかコールドプレイに対する俺の愛とかはちっとも聞かれないのに、最近はもう、アデルの話ばかりだよ」と不満そうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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