ジョージ王子、幼稚園選びの決め手はダイアナ妃の遺志

ジョージ王子が、ウィリアム王子の邸宅アンマー・ホールのすぐそばにあるモンテッソーリ幼稚園に通うことが発表された。英国の場合、幼稚園と保育園の違いが日本のように明確にないので、通う曜日、時間などもフレキシブルに選べ、ジョージ王子は午前中に通うことになるという。

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英紙デイリー・メールによればこの幼稚園に子供を預ける費用は一日33ポンド(約6000円)、一時間あたり5ポンド50ペンス(約1000円)だそうで、ロンドン市内の幼稚園や保育園と比べると非常に安い。

この幼稚園は、イタリアの医学博士、幼児教育者のマリア・モンテッソーリが提唱した教育法を取り入れており、子供たちの自立心と独立性を重んじたメソッドと独特の玩具や教室内家具など、普通の幼児教育施設とは一味違う環境で子供たちを教育することで有名だ。

現在、モンテッソーリ法を取り入れている保育施設は英国内に約700存在しており、世界的にもミドルクラスの人々を中心に人気の幼児教育法で、ジョージ・クルーニーやテイラー・スウィフト、Googleの共同創業者ラリー・ペイジ、Amazon.comの共同創設者ジェフ・ベゾスらもモンテッソーリ法で教育を受けたことで知られている。

また、ウィリアム王子とヘンリー王子もモンテッソーリの幼稚園に通っており、保育士として働いたことのあるダイアナ妃はモンテッソーリ法を高く評価していたと言われている。今回のジョージ王子の幼稚園選びにも、常に亡き母の遺志を尊重するウィリアム王子の意向が大きく影響しているようだ。

「一日33ポンド？うちの子供の保育園は47ポンドなのに」「ジョージ王子の性格はヘンリー王子似だと思う」「すぐハーパー・ベッカムやノース・ウエストが近所に引っ越して来て同じ幼稚園に預けられるようになるよ」などの読者コメントが同紙サイトには寄せられている。【UK在住/ブレイディみかこ】