もはやなんでもあり!?シャチと狼を合体させてみた
『ジョーズ』(75)の公開以降、巨大ザメの恐怖を描くモンスターパニック映画が多数製作されてきた。もはや、なんでもありな設定で怖さよりもユーモアさえ感じさせる作品が多いなか、いまやファン待望の2大シリーズともいえるのが、とにかくデカい『メガシャーク』シリーズと、サメとタコを合体させちゃった『シャークトパス』シリーズ。
そのうちのひとつ、鬼才ロジャー・コーマンが製作を手掛ける『シャークトパス』シリーズの第3弾『シャークトパス VS 狼鯨』が、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の<未体験ゾーンの映画たち2016>の1本として、1月5日(火)から公開となる。元はといえば、アメリカ軍が生物兵器として、サメとタコを合体させて生まれたのがシャークトパス。ところが、研究所を逃げ出し、人類はこの怪物と戦うハメになる…というのが本シリーズのあらすじ。
シリーズ第2作となる『シャークトパス VS プテラクーダ』では、シャークトパスをやっつけようと、プテラノドンとバラクーダ(オニカマス)を合体させたプテラクーダで立ち向かったが、本作ではシャチと狼の遺伝子を人間に組み込んだ合体生物ホエールウルフ(狼鯨)が登場!
このホエールウルフ、背びれのある狼かと思いきや、元が人間なので、2足歩行も可能という驚きの身体能力を誇る。だが、シャークトパスも8本の足を器用に使い、ショッピングモールの中を歩行するなど、もはや地上にも敵なし状態!
そんな2体の合体生物が激突するなんて、もはやコメディそのもの。実際、海外版のトレーラーでは陽気な音楽が流れていたり、モンスターパニック映画らしくない雰囲気に。お正月で浮かれ気分の人の頭をスカッとさせるどころか、さらに楽しくなっちゃうに違いない!【トライワークス】
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