坂本真綾、「本気の命乞いを見せて」と監督に言われて困惑!?
人気作家・西尾維新による原作小説をTVアニメ化した〈物語〉シリーズ。同シリーズの原点である「傷物語」全3部作第1部で、1月8日(金)より全国公開中の『傷物語〈I鉄血篇〉』の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ新宿で開催。主人公の阿良々木暦の声を演じた神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏が登壇し、制作時のエピソードを語ってくれた。
これまでのシリーズで高校3年生の暦を演じてきた神谷は、それより前の物語が描かれる本作で役作りに苦労したという。「今回一番大変だったのは、これまで演じてきた暦の記憶をリセットすることでした。これまで培ってきた暦の記憶や存在を、自分の頭の中から消して暦を演じました」とアフレコ前の心境を振り返った。
また暦と衝撃的な出会いを果たす女吸血鬼“キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード”を演じた坂本は、「キスショットが暦に命乞いをする場面が印象的だった」と語る。「このシーンを演じる前に、監督から『本気の命乞いを見せて』って言われてたんです(笑)。『本気の命乞いって何だろう…』って思ってたんですけど、何とかやりきりました」と裏話を明かしてくれた。
さらに暦の同級生を演じた堀江も、監督からのリクエストに困惑したとか。「羽川を演じる際に、『可愛く演じてください』って言われて、それがプレッシャーでしたね(笑)」と話す。続けて、「今日は劇中の羽川のヘアスタイルに合わせて、私も三つ編み姿で来ちゃいました』と無邪気な堀江。それを受けて司会が、「可愛いと思った方は拍手してください」と客席に問いかけると大きな拍手が堀江に贈られた。【取材・文/トライワークス】
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