ベッカム長男の写真家デビューにプロから批判の嵐
ベッカム家の長男ブルックリンが、バーバリーの広告キャンペーンでフォトグラファー・デビューすることが大きく報道されているが、これを見たプロのフォトグラファーたちの多くはこの大抜擢に好感を抱いてはいないようで「コネだけで十代の少年が起用されるのはおかしい」と怒りを露わにする人々もいるようだ。
英紙デイリー・メールによれば、英国の著名なフォトグラファーたちは「こうなってくると、写真家が何を知っているかということより、誰を知っているかが需要になっているということだ。それは間違っている」「自分はベッカム家は大好きだけど、16歳のブルックリンがバーバリーのような大きなブランドの広告カメラマンに起用されるのは縁故主義」「僕の一部はバーバリーのやり方は賢いなと思うが、フォトグラファーとしての僕はこれは認められない」「才能と実力だけで必死で戦っているフォトグラファーたちに対して失礼」などのコメントをツイッターに寄せているという。
また、「ブルックリンはカメラの持ち方からして間違っている」「何人アシスタントがついたんだろう。きっとその一人が『ここを押してください』と言って撮っただけだろう」とブルックリンの撮影技術に対する疑念を表明しているフォトグラファーたちもいる。
ベッカム家とバーバリーの繋がりは強く、次男ロメオも同社のキャンペーンモデルを務めている。ブルックリンはサッカーの道を志すも断念し、ハリウッドから俳優のオファーがあるという噂も囁かれていたが、弟ロメオ同様にファッション企業のキャンペーンモデルになったりし、最終的にはフォトグラファーの道を目指していると言われている。【UK在住/MIKAKO】
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