オスカー授賞式に新規則!個人的「サンキュー」禁止に
アカデミー賞授賞式といえば、妻からエージェント、監督、昔の学校の先生に至るまで一人一人の名前をあげて「サンキュー」を言い続ける受賞者のスピーチはつきものだが、今年からルールが変更になり、個人的なお礼が禁止になると英紙デイリー・メールが伝えている。
これは年々長くなる傾向にある受賞者のスピーチ時間を制限するための措置で、今年からは代わりに受賞者の背後にスクリーンでお礼を捧げたい人物たちの名前を映しだすことになるという。受賞者たちのスピーチが延々と続くために時間が延長になってしまう授賞式を予定通りに終わらせるため、受賞者のスピーチ時間は厳格に一人45秒に限定されるそうだ。
ノミネートされている候補者たちは前もって誰に感謝したいかリスト化して伝えなければならなくなるそうで、この新規則によって授賞式はずっとスムーズに進むだろうと授賞式のプロデューサー、デヴィッド・ヒルは語っている。
過去にはジュリア・ロバーツ、ハル・ベリーなど4分や5分といった長時間のスピーチを行った受賞者も存在し、近年ではアン・ハサウェイのスピーチが長すぎてわざとらしかったと大バッシングを受けた。
「白人だらけのオスカーを延々と批判する人が出ると困るからだろう」「レオの受賞スピーチだけはもっと長くして。これほど長く受賞の瞬間を待った人がたった45秒じゃ短すぎる」「面白くないジョークもやめてほしい」などの読者メッセージが同紙サイトには寄せられている。【UK在住/MIKAKO】
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