あの人気女優がディーン・フジオカに餌付けされた!?
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の“五代様”役でブレイク中のディーン・フジオカが主演する映画『NINJA THE MONSTER』が2月20日(土)に公開。それに先駆け、丸の内ピカデリーにて舞台挨拶が開催された。
2015年夏のカナダ・ファンタジア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、アジア数カ国での配給が決まり、今年3月に開催される世界3大ファンタスティック映画祭の1つ、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭への正式出品も決定した本作は、2月20日から期間限定で“逆輸入”公開されることも決定。
ディーンは、身分を隠し、命を懸けて姫を守り抜こうとする“忍”の伝蔵役に。そして現在放送中の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に出演している若手人気女優の森川葵は、ヒロインの幸姫役に起用された。
舞台挨拶では、「ディーンさんの隣に立って舞台挨拶できてうれしいです」と森川。ディーンは「撮影現場では2人でお菓子を食べたりしていましたね」と、食べ物をきっかけに親交を深めていたことを振り返り、森川は「撮影が過酷だったので、そうやって何とか生きてきた感じです」と説明を加えた。
また、「2人で餅つきもしましたね」とディーン。これに森川は、「あとは焼きリンゴを食べさせてくれたりして。ディーンさんに餌付けされてました(笑)」と、お茶目な笑顔を見せた。
ちなみに、ハリウッドから撮影・VFXスタッフも参加し、国際派のスタッフによって製作された本作。食べ物で関係を紡いでいったものの、森川は「実は私は(撮影メンバーの)輪に入れてなかったかもしれない」とコメント。「ディーンさんもカメラマンさんも監督さんもみんな英語がペラペラで、私は英語が分からなかったので。和装なのに英語が飛び交う、不思議な現場でしたね」とも話していた。
最後に「こういう、海外と交流のある映画は今後、増えていくと思います。その始まりになる映画だと思います」と森川。ディーンも「まさにそう思います。それから、映画の中の旅がどう続いていくのかとか、その先に対してもイマジネーションが湧いてくる作品だと思います!」と、強く作品をアピールしていた。【取材・文/平井あゆみ】