無念のスタローンの悲痛顔に同情!シュワちゃんも激励

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無念のスタローンの悲痛顔に同情!シュワちゃんも激励

現地時間の2月28日に開催された第88回アカデミー賞授賞式では、受賞結果は大方の予想を裏切らないものだったが、もちろん辛酸をなめた人々(作品)もいる。その中で一番涙を飲んだのは、何といっても助演男優賞受賞を逃したシルベスタ・スタローンだろう。

『クリードを果たしたスタローンは、御年69歳。これが、2度のラジー賞受賞という過去の不名誉なキャリアの雪辱を晴らす、最初で最後のチャンスと言っても過言ではなかった。オスカー会員の好みから言えば、『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランス(56)が最有力候補だったが、後半戦で追い上げたスタローン。『ドリーム・ガールズ』(06)で、他の全ての賞で助演男優賞を受賞していたにも関わらず、オスカーだけ逃した黒人俳優のエディ・マフィーほどぶっちぎりではなかったが、長年の映画界で活躍したスタローンにも大いなる受賞の期待がかかっていた。しかしふたを開けてみれば、オスカー像はマーク・ライランスの手に渡ってしまったのだ。

エディは受賞を逃したことに憤慨して会場を後にしたことで知られているが、スタローンは、ノミネート紹介の時に見せた笑顔とは打って変わって、悲痛な面持ちに。今にも泣きそうな顔でマークの受賞スピーチを聞いている写真がメディアに公表され、多くの同情を買っている。

「泣きそうな顔を見ていると、私まで悲しくなる」「オスカーは、白人至上主義なだけじゃない」「可哀想すぎる」「最後のチャンスだったのに」「昨年、エディ・レッドメインにトロフィーを奪われたマイケル・キートンを思い出す」「痛すぎる」とネットユーザーからの同情のツイートが殺到する中で、友情を見せたのは、アーノルド・シュワルツェネッガーだ。スタローンは、シュワちゃんが、家政婦との不倫で離婚問題に発展した際に、『エクスベンダブル』シリーズに出演させることで、不倫スキャンダルから救った恩人でもある。

シュワちゃんは、自撮りの動画ビデオで、「スライ(スタローンのあだ名)、誰が何と言おうと、俺にとってはお前が一番だって言うことを覚えておいてほしい。お前こそが勝者だ。お前を誇りに思う」と肉声のエールを送った。また「誰が何と言おうと俺にとっては、お前が一番だ」というインスタグラムのポスティングには、1時間の間に4万2000件以上のいいね!がクリックされ、励ましと共に、シュワちゃんの男気に絶賛の声があがっている。【NY在住/JUNKO】

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