元オアシスのリアム、音楽界からの引退を宣言
元オアシスのリアム・ギャラガーが、音楽界から引退したことを発表した。2014年にビーディ・アイを解散して以来、兄のノエルを説得してオアシスを再結成しようと画策していたこともあったが、自分の曲作りの才能に疑問を抱き、音楽界からの引退を決意したという。
「俺はもう引退している。25曲ぐらい曲はかけてるが、全部クソみたいだし」とファンに語ったと英紙ザ・サンが伝えている。
オアシス解散後、リアムは2009年にビーディ・アイを結成したが、オアシスのように成功することはなく、わずかにシングルが1曲UKトップチャート40位内に入っただけだった。昨年はソロ活動に前向きな姿勢も見せ、アイルランドのパブでソロの曲を何曲か披露したこともあった。しかし、今年1月には「ソロのレコードって、お前ら酔ってるのか?俺はそんなにアホじゃない」とツイートし、ソロ転向への情熱が冷めたことを匂わせていた。
また、先月行われたブリット・アワード授賞式をテレビで見ていたらしいリアムは、「UKの音楽はとんでもなく嫌な奴らに拉致されてしまったな」「さっさと足を洗って良かったと思うよ」とツイートし、もはや音楽界に未練はないことを示していた。
一方、兄のノエルはオアシス再結成の可能性について、「今から10年ぐらい経って、ある朝起きて、『よし、やろう』と俺が思ったとしたら、今度はリアムが腹いせに『いや、俺にはその気はないから』と言っているだろう。そういうものだよ」とEsquire誌に語っている。【UK在住/MIKAKO】
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