板野友美、“恐怖ドッキリ”に仰天「サプライズがあるなら事前に言って!」
板野友美が3月10日に新宿バルト9で開催された映画初主演作『のぞきめ』(4月2日公開)の完成披露上映会に登壇。ホラー映画のキャンペーンではお約束の“恐怖ドッキリ”の洗礼を受けた板野が、「(マネージャーに)サプライズがあるなら事前に言ってと言ったのに!」とおののき、会場の爆笑を誘った。
本作は、わずかな隙間から視線を投げかけ、目があった人間を恐怖に陥れる怪異“のぞきめ”の恐怖を描いた、三津田信三による小説を映画化したホラー。この日は、白石隼也、入来茉里、玉城裕規、石井心愛、三木康一郎監督も登壇した。
ホラー映画で初主演を果たした板野だが、「ホラーがすごく苦手」と苦笑い。唯一好きなホラー映画が、本作も手がけた三木監督の『トリハダ 劇場版』シリーズだそうで、「初主演映画を三木監督に撮ってもらえるというのは、すごく楽しみでした」とうれしい主演映画となった様子だ。
また、自身の恐怖体験を披露することになると、「すごいリアルな話なんですけど」と口火を切った板野。「中国に撮影で一ヶ月くらい行っていて。泊まっているホテルで一人で寝るのが怖いので、メイクさんの部屋に行ったら。コンコンコンと誰かが来たんです。でも行くと誰もいない」と述懐。「そのあとも、ピンポンが鳴ったり、コンコンしてきて!」というが、あまりに怖いためにマネージャーを呼び、ドアの覗き穴から見てもらったところ、「男の人が仁王立ちで立っていた。酔っ払っていたみたい」と、どうやら酔った宿泊客がドアをノックしていただけだというオチをつけ、会場の笑いを誘っていた。
恐怖体験告白で大いに盛り上がる中、突然、劇場が暗転したこの日。暗がりの中で板野は「ヤダヤダヤダ!」と怖がることしきり。明かりがつくと、劇中に登場するホラーキャラクター“のぞきめちゃん”が立ちすくんでおり、板野は「キャー!」と入来と抱き合って絶叫。「昨日の時点で、『もし明日サプライズがあるんだったら事前に言ってね』と何回も言ったのに」とマネージャーにお願いしていたことを明かしつつ、「のぞきめキャンペーン、本当に怖い!」と素直な胸の内を語っていた。【取材・文/成田おり枝】