山崎賢人の生ドSセリフに1100人が熱狂!「3回まわってお手からワンだな」
人気コミックを映画化した『オオカミ少女と黒王子』(5月28日公開)のジャパンプレミアが4月27日に東京国際フォーラムで開催され、二階堂ふみ、山崎賢人、鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒、廣木隆一監督が登壇。ドSの黒王子を演じる山崎が「3回まわってお手からワンだな」と劇中の“ドSセリフ”を生披露し、会場に駆けつけた1100人から大歓声を浴びた。
恋愛経験ゼロなのに彼氏との恋話をする少女と、彼氏のふりをする代わりに無理難題を強いるドSなイケメン男子が繰り広げる恋の騒動を描く本作。登壇者陣が客席から登場するという、うれしいサプライズでスタートしたこの日。冒頭から大歓声が鳴り響く、にぎやかな舞台挨拶となった。
“イマドキの女子高生”を演じるという新境地に挑んだ二階堂は「力の入った自信作です」とニッコリ。山崎はやや噛みながら挨拶し、「(緊張が)もろ、出ちゃってましたね」と照れ笑いを見せると、会場も大爆笑。強烈なドSセリフや行動を見せる恭也役については、「役でしかできないので、恭也でいる時間は本当に楽しかった」とこちらも充実の表情を見せていた。
ウソから始まるストーリーにちなみ、「これまでついた最大のウソ」を聞かれた一同。二階堂は「『人見知りです』といいたい時期があって。でも根はひょうきんなので、5分ともたない。結局ウソをつけていなかったです」とかわいらしいエピソードを告白。
一方の山崎は本作の現場でウソをついたと激白。すでに現場から離れていた吉沢に、プロデューサーの声真似で「戻って来れる?」と電話をしたそうで、「だまされちゃった」という吉沢と楽しそうに当時を述懐。横浜は「かわいがってくれる幼稚園の先生に、『嫌い』っていっていたけれど実は好きだった」と胸キュンのウソを披露し、これには会場からも「フー」とため息が上がった。
最後には山崎が「ウソをつくことから始まる恋」と本作を紹介し、「見栄を張ってウソをついてしまたっとしても、自分の気持ちにウソはついちゃダメだなと思った」と熱烈アピール。「いいこと言った」とドヤ顔を見せると、周囲の共演者も思わず笑ってしまうなど、仲の良い様子が伝わる舞台挨拶に会場も大盛り上がりだった。【取材・文/成田おり枝】