森田剛の「かわいい」「やさしい」エピソードを共演者が暴露!
「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実の人気コミックを映画化した『ヒメアノ~ル』(5月28日公開)のジャパンプレミアが、5月9日にTOHOシネマズ新宿で開催。森田剛、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、吉田恵輔監督が、ブラック×ピンクのカーペットを歩いた。森田は「自信をもって観てもらえると思うので、覚悟して最後まで観てください」と力強くアピールした。
森田は、脚本を読んだ感想について「ハードなシーンがたくさんあり、それをどう撮るか、僕がどこまでやるのかと、すごく興味が湧きました」と述べた。浜田もハードな内容の原作について「映画で制約とかがうるさいいま、大の大人たちが本気を出して映画化するってことで、是非、その船に乗りたいと思いました」と熱い思いを語った。
その後、森田の意外な素顔についての話題で盛り上がる。イタリアで開催された第18回ウディネ映画祭に森田と共に参加した吉田監督は「物販でマグカップとかを飼っていて。そういうところに萌えっとしました。かわいい!」と笑うと、ムロは「ええ?あの映画祭のグッズとか?」と驚く。森田は「Tシャツとかベルトも買ったかな」と照れながら告白し、会場から黄色い歓声が上がった。
佐津川は、「森田さんに、はがい締めされるシーンがあったのですが、本番で私が思い切りやってしまって、2人で転んじゃったんです。カットがかかった瞬間『大丈夫?』と、申し訳ないって感じで言ってくださって。ああ、演じながら気を遣ってくださっていたのかと。やさしいなと思いました」と、撮影秘話を披露。森田は「うんうん」と笑顔でうなずいた。
『ヒメアノ~ル』は、森田剛主演のサイコサスペンス。ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田(濱田岳)が、かつての同級生・森田(森田剛)と再会する。やがて岡田は、森田に命を狙われることになる。監督は『銀の匙 Silver Spoon』(14)の吉田恵輔で、森田剛の怪演が話題になっている。【取材・文/山崎伸子】