カンヌ映画祭ドレスチェック!今年は花と光り物
華やかに開幕した第69回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに、今年もセレブたちの「勝負ドレス」が次々と登場している。
今年の傾向としてはスパンコールやラメ、サテンなどの光り物をあしらったドレスと花のモチーフを大胆に使ったデザインが目につく。初日のオープニングナイト・セレモニーのレッドカーペットに現れたナオミ・ワッツは、ライラック色のベアトップ型ロングドレスに光るモチーフが散りばめられたアルマーニのクチュールドレスを着用。「エレガント」「クラシックなスタイルが最も人目を引くこともある」と英紙デイリー・メールが絶賛している。
ジュリアン・ムーアもスパンコールを縫い付けられた2匹のコブラがドレスの前面で絡み合っている大胆なデザインの黒いドレスで登場。袖や背中の部分はシースルーになっており、大人の女のセクシーさを演出していた。
さらに美妊婦ぶりで話題を独り占めにしているブレイク・ライブリーも全身にスパンコールがあしらわれたヌード効果の高いドレスで「圧巻」「グラマラス」と称賛された。
一方、花のモチーフを使ったドレスも人気で、昨年のように単なる花柄プリントの素材を使ったものではなく、今年は一ひねりある大判の花を使用したデザインが目立つ。今年の審査員の一人に選ばれているキルスティン・ダンストは大判の花の刺繍が全身にあしらわれたサーモン・ピンクのドレスで登場した。
また、同じく審査員の一人、バネッサ・パラディもパステルカラーの混合色のレースのドレスの胸元に立体的にあしらわれたフリルの装飾が花びらを思わせる。
クリステン・スチュワートは広告塔を務めているシャネルのコレクションから、黒いシースルーのブラウスに大判の花のモチーフが施されたマキシ丈のフレアスカートで登場。スタイリッシュな遊び心のあるファッションで注目を集めていた。【UK在住/MIKAKO】