アンジー、英国民にEU残留を呼びかけ大炎上!
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使のアンジェリーナ・ジョリーが、ロンドンのBBC本部で欧州の難民問題に関してインタビューを受け、その内容が英国で物議を醸している。
アンジェリーナは、欧州の国々はシリア難民に対して取るべき責任を果たしておらず、大勢の移民によってかき立てられている人々の恐怖心を政治家たちが利用していると批判した。
「何年も前から欧州の国々や指導者たちが正しいことをしていない。そのことに、私たちは憤り、騙されたと感じ、混乱しています。今、私たちにとって最悪の決断は、世界から距離を置こうとすることです」とアンジェリーナは話したと英紙デイリー・メールのサイトが伝えている。
また、同スピーチの中でアンジェリーナは、6月にEU離脱の是非を問う国民投票が行われる英国の人々は、EU残留に投票するべきだということを匂わす発言をしたため、一部の保守党議員たちから「アンジェリーナ・ジョリーが我々にどう投票すべきか指図している」と非難されている。
英紙デイリー・メールのサイトには2000を超す読者コメントがついており、「彼女はリッチな米国人で、我々のような英国の庶民ではない。EU離脱の問題について我々がどう感じ、どういう影響を受けているのか知っているわけがない」「アンジー、あなたがいま英国に滞在しているからと言って、人々があなたの言うことを聞かねばならないわけではない」「よく聞いてみれば正しいことを言っていると思うけど」「で、言うだけ言ったらロサンゼルスの豪邸に帰るんでしょ」などの意見が殺到している。【UK在住/MIKAKO】
作品情報へ