『アリス』ミア・ワシコウスカにあの大物女優もアドバイス!?
日本でも大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』の待望の新作となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)。本作のワールドプレミアが先日、現地時間5月10日にイギリス・ロンドンで開催され、ジョニー・デップや製作のティム・バートン、そしてアリス役のミア・ワシコウスカらといった豪華な顔ぶれの登場で世界中の注目を集めたが、そんな中、ミアの意外なエピソードを含むコメントが到着した。
前作に引き続き、主人公となるアリスを演じる若手実力派女優ミア。文字通り“大抜擢”だった前作の頃は、まだ映画業界になじみがなく、まるで自信を持てず迷っていた劇中のアリスのように知らないことだらけだったそう。新作でのアリスは、前作から大きく成長し、大海原で船長として活躍する姿が描かれているが、演じるミア自身も映画業界でキャリアを積んで大きく成長。自分が何者を理解し、何を予期すれば良いかわかるようになった点で、アリスとのリンクをミア自身も感じているという。
そして、マッドハッター役のジョニー・デップや、白の女王役のアン・ハサウェイといったおなじみのキャストとも再び共演。「すでに一緒に分かち合った歴史があったから、彼らに会うことに不安を感じることはなかったし、とても楽しむことが出来たわ。みんなとても素敵で、とても仲がよかったのよ」とミアが語るように、息の合った演技も見どころだ。
そんな彼女には、困ったときにアドバイスをくれる映画業界の“先輩”がいるそう。その顔ぶれは、これまでさまざまな作品で関わってきた偉大な映画人ばかりで、たとえば『アルバート氏の人生』(11)のロドリゴ・ガルシア監督、『クリムゾン・ピーク』(15)のギレルモ・デル・トロ監督、そして『イノセント・ガーデン』(12)で共演したニコール・キッドマンなどが挙げられるという。
ミアは、「ギレルモ・デル・トロはいつも時間を作ってくれるし、ラブリーだわ」とコメント。さらにまたニコールについては、「ヘルプやアドバイスが必要なら、私に電話して」と何度も言ってくれたのだとか。こうした映画人たちがオープンに対応してくれることが、ミアの支えになっているのだと言う。
今回の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ではそんな先輩たちの助言もあってか、パワーアップしたミアが、大人の女性へと成長したアリスを熱演。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼる冒険に繰り出し、運命を変えるために奮闘するヒロインを見事に体現している。前作とは一味違う「アリス」の姿を、ぜひスクリーンで目撃してみてほしい!【Movie Walker】