本人も満足? 栗山千明“小6コスプレ”のハマり具合
『鴨川ホルモー』や『ハゲタカ』などヒット作に出演し、今年も大活躍中の栗山千明。そんな彼女が、日本映画の若き才能・山下敦弘監督の手掛けるナンセンス・コメディ「土俵際のアリア」に出演している。
LISMOが送るドラマ配信プロジェクト第4弾となる本作で、主人公の小学生時代から結婚式直前の花嫁姿まで、すべて一人でこなすという離れ業に挑戦した栗山。そんな彼女が、作品に込めた数々の思いを語ってくれた。
――初出演となるケータイドラマでしたが、どのように取り組まれましたか?
栗山「実は、今回のお話をいただくまで“ケータイドラマ”というものをよく分かっていなかったんです。とりあえず、小さい画面でも伝わる演技を意識しながら現場に臨みました」
――主人公の小学生時代から24歳の現在まで、すべて一人で演じた感想を聞かせてください。
栗山「はじめて本を読んだ時は、さすがに小学生の格好はないよな〜って思いましたね。それで、実際に着ているときもすごく違和感があったんですけど、撮影後の写真を見てみたら結構似合ってました(笑)。私のサイズに合う、子供っぽい服を探してくれた衣装さんのおかげですね。あと、現在編ではウェディングドレスを着させてもらったんですけど、着るたびに大変すぎて、『自分の結婚式では絶対に着ないぞ!』って思っちゃいました(笑)」
――ご自身が演じた“幸子”というキャラクターに対して、どういう感想を持たれましたか?
栗山「すごく我慢強い子ですよね。私だったら、好きでもない男の子と付き合うなんて耐えられない! でも、弟や下級生の前では強気な態度になって、たま〜に陰湿な行動も取ったりして(笑)。ただ健気なだけじゃなくて、ちょっとネチネチしてるところがおもしろいし、魅力的ですね」
――ズバリ見どころを挙げるとすると、どこになりますか?
栗山「弟のワタルを演じた、森山未來君の髪型とキャラです。時間の流れに併せてマッシュルームカットになったりヤンキーヘアになったりして、その上、そんな格好で物陰から私を見て「ねえちゃん……」って呟くんです。これは絶対におもしろいですよ(笑)。それと今回は、最初から世界観が“変な形”で出来上がっていたので、私自身もなるべく作り込まず、普通のリアクションを取るよう心がけました。それでもかなり変なキャラに仕上がってしまったので、出来上がりを観るのがちょっと恥ずかしかったですね(笑)」
また劇中では、セーラー服に三つ編みの女子中学生姿も披露してくれる彼女。その芸達者ぶりは、LISMO Channel にて8月3日まで配信の本作で確かめてみてはいかがだろう。【トライワークス】
配信開始:7月13日〜8月3日
(毎週月曜日配信 計4回配信)