イケメン料理人・コウケンテツ「シェフはろくでもない人間が多い」

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イケメン料理人・コウケンテツ「シェフはろくでもない人間が多い」

『アメリカン・スナイパー』(15)のブラッドリー・クーパー主演映画『二ツ星の料理人』(6月11日公開)の公開記念イベントが、6月1日にKADOKAWA神楽座ホールで開催。料理研究家のコウケンテツと、レストランジャーナリストの犬養裕美子がトークショーに登壇した。コウケンテツは、破天荒なシェフを描く本作について「実際、シェフはろくでもない人間が多いんです。厨房の中は、非日常で独特の世界があります」と苦笑いした。

コウケンテツはさらに劇中のシェフについて「確かにこういう方はいらっしゃる。相当リアルでした」と感心しきりだ。

犬養は「女性の方でも、容赦無い方がいらっしゃる。やはり1度とか1秒とか、ギリギリの世界に生きている方なので、料理の中では何でもするんです。コウケンテツさんもそうじゃないですか?」と尋ねると、コウケンテツは「いやあ、私は穏やかですよ。家庭料理ですし」と笑顔を見せた。

映画について犬養は「画面の隅々までよく観ていただきたい。動いている人すべてがレストランそのものを表していると思います。是非、楽しんでください」と力強くプッシュする。コウケンテツも「観てすべてを楽しんでいただいて、お腹をグーと鳴らしていただけたらそれでいいかなと」とアピールした。

『二ツ星の料理人』は、人生につまずいたワケありの天才シェフが、復活をかけてミシュランの三ツ星レストランに挑むという美食エンタテインメント映画。『世界にひとつのプレイブック』(13)、『アメリカン・ハッスル!』(14)、『アメリカン・スナイパー』(15)で、3年連続アカデミー賞にノミネートされたブラッドリー・クーパーが主演を務めた。【取材・文/山崎伸子】

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