森田剛に『ヒメアノ〜ル』の監督が「次は壁ドン映画を」とリクエスト
森田剛主演のサイコサスペンス『ヒメアノ〜ル』(5月28日公開)の大ヒット舞台挨拶が、6月11日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。森田剛、濱田岳、吉田恵輔監督が観客と共にこっそりと映画を鑑賞した後、サプライズ登場し、黄色い歓声を浴びた。主演の森田は「みなさんと一緒に映画を観られて貴重な体験をさせてもらいました」と語った。
吉田監督は、次回また森田や濱田と組むのなら、どういう役をやってほしいか?という質問に「森田くんがいちばん嫌がりそうな壁ドンの映画を撮りたい。森田くんがゾッとするようなセリフを書きたい」と答えた。森田はそれを受けて「いじめだな」と苦笑い。
森田は「ご一緒できるなら何でも。ただ、壁ドンはどうなんだろう。できないなあ。膝が笑っちゃいそう。でも、監督にはどんどん映画を撮ってほしいです」とリクエスト。吉田は「10分に1回、壁ドンで」とおちゃめに言うと、森田は「多い」と笑った。
濱田は「僕は?僕は?」と監督に言うと、吉田監督は「岳くんね。うーん」となかなか役が出てこない。濱田は「何かあるでしょ」と催促すると、吉田監督は「岳くんは普通の人。また、普通の人でいきます」と答える。濱田は「ええ~」と不服そうな表情をして、会場の笑いを取った。
『ヒメアノ~ル』は、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実の人気コミックを映画化したサイコサスペンス。ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田(濱田岳)が、かつての同級生・森田(森田剛)と再会する。やがて岡田は、森田に命を狙われることになる。監督は『銀の匙 Silver Spoon』(14)の吉田恵輔で、森田剛の怪演が話題になっている。【取材・文/山崎伸子】
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