桐谷健太「トリッキーな役ばかり」と笑顔!“浦ちゃん”から“ターザン”へと転身
映画『ターザン:REBORN』(7月30日公開)の公開アフレコが6月19日に都内で行われ、主人公・ターザンの日本語吹替え版声優を務める俳優・桐谷健太が出席。“浦ちゃん”から“ターザン”へと幅広い役柄に扮していることに「トリッキーな役ばかり!役者冥利に尽きますよ。森であったり、海であったり」と笑顔で喜びを語った。
『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、アクション映画の原点『ターザン』をまったく新しいアクション・エンタテインメント大作として生まれ変わらせた本作。大人となり、英国貴族になったターザンが、妻と故郷を取り戻すために戦う姿を描く。
“英国貴族のイケメンすぎるターザン”役で、実写作品の声優に初挑戦した桐谷。au「三太郎」シリーズのCMでの“浦ちゃん”役も大人気となっているが、「トリッキーな役ばかり!森であったり、海であったり」と大きな笑顔。「今度は星とか、月とか行こうかな。ありがたいです」とさらなる野望を楽しそうに明かしていた。
オファーには「すぐに快諾した」そうで、「ターザンですもん。声優のお仕事は初めてですが、誰もが知っている大役でやらせてもらえることもすごく感激。思いっきりやりました」とうれしい初挑戦となった様子。
声の仕事については「こんなにも奥が深いとは思わなかった」と驚くことしきり。「自分の出せるものは出した。自分としては100点をあげたいけれど、それは見てくれる方が決めること。100パーセントの力は出しました」と一切の妥協なく、のめりこんだ。「非常に難しかったですけれど、すごく面白かった。今まで味わったことのない表現方法」と充実感もたっぷりで、「勉強にもなって、もっともっとやっていけたらうれしいと思った」と声の仕事への意欲をみなぎらせていた。
「ターザンが関西弁だったらおかしい。大阪のコンクリートジャングルになってしまう」と関西弁も封印して臨んだことを明かして、笑いを誘っていた桐谷。「みなさんの知っているターザンとは一味違う。暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感のあるスタイリッシュ・アクションです」と力強くアピールしていた。【取材・文/成田おり枝】