波瑠が「アンパンマン」で好きなキャラは「どんぶりまんトリオ」

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波瑠が「アンパンマン」で好きなキャラは「どんぶりまんトリオ」

やなせたかし原作アニメの劇場版第28作『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』(公開中)の初日舞台挨拶が7月2日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優を務めた戸田恵子、中尾隆聖、波瑠、中川家の中川剛、中川礼二と、楽曲を歌うドリーミングが登壇した。声優初挑戦となった波瑠は、「それいけ!アンパンマン」で好きなキャラクターは、意外にもあのトリオだと明かし、共演者を驚かせていた。

おもちゃの星のお姫様ルンダの声を演じた波瑠は今回が声優初挑戦。観客には小さい子供が多くいることから、「こういう舞台挨拶は初めて。リラックスできる」と見渡した。「それいけ!アンパンマン」で好きなキャラクターは「どんぶりまんトリオ(てんどんまん、カツドンマン、かまめしどん)」だそうで、「(3人が揃っている)トリオが好きなんです!」と告白した。

コンビで声優に抜擢された中川家だったが、弟の礼二が2、3時間のアフレコ収録だったのに対し、兄の剛は10分ほどだということから「おかしいですよね!コンビで」とブーイングだった。

本作は、全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでも使用されている楽曲「勇気のルンダ」をモチーフにしたストーリーを贈る。“みんなが自分のために何かをしてくれることが当たり前”と思っている、わがままなお姫様がヒロインだ。

長年にわたり、アンパンマンの声を務める戸田は「ルンダは人から何かをしてもらって当然だと思って生きてきたお姫様。スティックをなくして、みんながそれを一生懸命探してくれているのに感動して、誰かのために頑張る勇気をみんなも学んでくれたんじゃないかな。原作者のやなせたかし先生は数年前にお亡くなりになりましたが、常々“人が喜ぶことやりなさい”と私たちにもおっしゃってくださいました」と締めくくった。

一見、子供向けのようでも、実は大人がなかなか気づかないことを教えてくれている本作。そのメッセージを受け取りに、劇場へ足を運んでみては?【Movie Walker】

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