キャサリン妃、庶民派ファッションから上流風に移行?
ファストファッションの女王と呼ばれ、王室のメンバーでありながら手頃なブランドの服を着ていることで有名だったキャサリン妃が、昨年から量販店の服ではなく高価なブランド服に移行しているようだと英紙デイリー・メールが伝えている。
結婚式の翌日に50ポンド(約6800円)のザラのブルーのワンピースを着ていたことで大きな話題になり、瞬く間に着る服が完売してきたキャサリン妃だが、最近はハイクラスなブランドの服を着ることがぐっと増え、それが原因になっているのか、チャールズ皇太子からウィリアム王子夫妻、そしてヘンリー王子へのお小遣いの総額も9.5パーセント増になっているという。
例えば、2013年にナショナル・ポートレート・ギャラリーを訪れた際のキャサリン妃は120ポンド(約1万6500円)のWhistlesのワンピースを着ていたが、今年4月に同ギャラリーを訪れた際にはアレキサンダー・マックイーンの2000ポンド(約27万4000円)のピンクのワンピースを着用していた。
同様に、2012年にソロモン諸島を公式訪問した時には180ポンド(約2万5000円)のJaegerの黄色いワンピースを着て飛行機から降り立ったキャサリン妃だったが、今年4月にブータンに到着した際にはエミリア・ウィックステッドの1200ポンド(約16万4000円)の淡い黄色のコートドレスを着ていた。さらに2014年にオーストラリア訪問でウィリアム王子と共にエアーズロックを訪れた際には35ポンド(約4800円)のHobbsのワンピを着ていたが、今年インドのタージ・マハルで着ていたワンピはナイーム・カーンの2200ポンド(約30万円)だった。
キャサリン妃のファッションを分析するサイトWhat Kate Woreのエディター、スーザン・ケリーは「キャサリン妃はセミフォーマルな公務でより高価な服を着ています。この1年で、総額6000ポンド(約82万2000円)以上になるドルチェ&ガッバーナのレースのワンピースを3着着ており、特別なイベントの時に着る服はほとんど全て以前より上流風の贅沢な服になっています」と話している。【UK在住/MIKAKO】