綾野剛のアフレコでの“天然エピソード”に忽那汐里も爆笑
フルCG長編映像作品『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(7月9日公開)の完成披露試写会が7月5日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、声優を務めた綾野剛、忽那汐里、映画ディレクターの野末武志が登壇。綾野がアフレコで起こした天然行動を告白し、忽那と会場の笑いを誘った。
本作は、人気RPG「FINAL FANTASY」シリーズの最新作『FINAL FANTASY XV』と同じ世界、時間、キャラクターによる、もうひとつの物語を描く映像作品。ゲーム版の主人公・ノクティス王子の父である、国王レギスの視点から、父と子の絆を描き出す。
声優初挑戦となった綾野は「本当に難しかった。たくさん勉強させていただいた」とアフレコを述懐。「雰囲気作りのために部屋の中を暗くしたいと思って。真っ暗にしてもらって、その作品の中だけで生きようと思った」と映像世界に入り込むために、収録ブースの電気を消してもらったそう。
しかし「いざ始めようと思ったら、台本が読めなかった。自分が天然だったなと。新参者感がハンパなかった」と失敗談を告白。綾野の意外な天然ぶりに忽那も会場も大爆笑だった。
また忽那は「綾野さんがタオルを首に巻いて、ビショビショの状態で(ブースから)出てきた。綾野さん、すごいですねと言った」とアフレコで綾野が汗だくになっていたことを暴露。綾野は「風呂あがりみたいな感じだった」と照れ笑いを見せながら、「首を絞められているシーンでは、自分で首を絞めて顔をうっ血させてやっていた。どんどん汗だくになっていった」と振り返っていた。
そんな中、綾野は「大丈夫ですか?とニコニコと聞いてくる感じがとてもチャーミング。それで疲れが飛んだ」と忽那の存在が支えとなった様子。忽那も「綾野さんがいたことで安心しました。やっぱり声優をやらせていただくのは不安ですから。一緒に新しいものに挑戦していく姿勢が見られた」と感謝の思いを口にしていた。【取材・文/成田おり枝】