土屋太鳳が切望!「上野樹里さんのお母さんになりたい」
河原和音の大ヒットコミックを実写化した『青空エール』(8月20日公開)の完成披露舞台挨拶が、7月21日にイイノホールで開催。土屋太鳳、竹内涼真、志田未来、上野樹里らキャスト陣10名と三木孝浩監督が登壇した。
本作は、甲子園のブラスバンド応援に憧れ名門の吹奏楽部に入部したつばさ(土屋)が、夢を叶えるために仲間たちと切磋琢磨していく姿を描く青春ストーリー。この日キャスト陣は、本編にエキストラ出演している国立音楽院ブラスバンドチームの演奏に合わせてステージに登場した。
主演の土屋は、今回初挑戦したトランペットについて「すごく難しかったです。本当に部活動の1年生になった気分で…」と吐露。「でも愛情を伝えるのは忘れちゃいけないと思って、マイトランペットには劇中のつばさと同じように“にこちゃん”と名付けました」と、演奏に苦戦しつつも楽しみながら撮影に臨んでいたようだ。
また、吹奏楽部の顧問・杉村役の上野は「これまでサックス、ピアノをやったことがありますけど、指揮者は(勝手が)全然違いましたね。演奏しているみんなを率いていかなきゃいけないので」とコメント。過去の音楽映画への出演経験を踏まえて、指揮者役の難しさを語った。
しかし三木監督は「(指揮の)プロの先生より、樹里ちゃんが指揮棒を構えたときの方が、吹奏楽部員キャストたちの顔つきも真剣でした」と、上野の演技を絶賛。続けて土屋も、「本当にかっこよかったです!上野さんの眼差しや姿勢に、見とれてしまいました」と大きく頷いた。
さらに土屋は「樹里さんがいつもどんなことを感じてお芝居しているのか、すごく気になる!」と明かし、「樹里さんのお母さんになりたいんです。朝起きて、樹里さんがいたらすごく幸せだろうな…って」と、上野に熱烈ラブコール!これには上野も照れ笑いを浮かべていた。
またイベント中は、つばさと惹かれあう大介役の竹内を中心に、葉山奨之、堀井新太、山田裕貴ら男性陣がトークを大いに盛り上げ、キャスト陣は終始ニコニコ。カラオケに行ったエピソードやモノマネを披露し、『青空エール』チームの仲の良さをうかがわせていた。【取材・文/トライワークス】