まるで魔法!?『ターザン:REBORN』映像美の秘密に迫る!
いよいよ今週末7月30日(土)に公開が迫った『ターザン:REBORN』から壮大な世界観の裏側に迫るメイキング映像が解禁された。
気になる内容は、主人公のターザンがアフリカのジャングルを駆け回るところから始まる。思わずCGなのでは?と目を疑ってしまうほど完璧な自然描写は、中部アフリカに位置するガボン共和国で撮影されたもの。監督を務めたデヴィッド・イェーツは「アフリカの素晴らしさを謳う作品だ」と話し、数々の動物や荘厳な景色、そこに住む部族民の威厳や気品など多くの見どころが詰まっていることが伝わってくる。
本作でターザンの敵、レオン・ロムを演じたクリストフ・ヴァルツは「渓谷や滝、川やジャングルで壮大なロケ撮影が行われ、今まで見たことのないスケールに感動した」と語っており、ヒロインのジェーンを演じたマーゴット・ロビーも、舞台となるジャングルについて「まるで魔法のよう」と絶賛。彼女が川のなかでカバに襲われるシーンでは緊迫感あふれる演技とセクシーな肢体を披露する!
また映像にはアフリカで実際に問題となっている、アフリカゾウの密猟による数の減少にも触れており、主演のアレクサンダー・スカルスガルドも「不気味なんだ」と言う、本編で大量の象牙が運ばれるシーンが映されるが、作品の舞台となる当時のアフリカでは毎日200から250頭、現在でも100頭は殺されているといわれ、映画を通じて伝えたいことは「環境を守ることや、動物に対して愛と敬意を持って接する事」とイェーツ監督は話し、作品に込められた、より深いテーマがうかがえる。
本作に相応しい場所を求めて、イェーツ監督はガボンの大統領が所有する軍用ヘリコプターに乗ってロケハンを敢行。実際のロケは6週間にわたって行われ、空撮システムを専門とするショットオーバー社製の荷台に6台のカメラを設置し、ほぼ180度の映像を撮影。それをもとに実写と実写を合成し、思わず息をのむほど壮大なアフリカの秘境を再現。視覚効果を監修したティム・バークは「これほど進んだ方法、あるいは、大胆なことをやったことはなかった。背景撮影の限界を確実に押し広げたと思う」とコメントし、映像の仕上がりに自信をのぞかせている。
既に全米でも興行収入1億ドルを超える大ヒットを記録している『ターザン:REBORN』のかつてないジャングル映像を劇場で見届けたい!【Movie Walker】