キャサリン妃の妹、婚約者の亡き弟のためマッターホルン制覇
キャサリン妃の妹で、先月かねてから交際していた投資会社CEOのジェームズ・マシューズ(40)と婚約したピッパ・ミドルトン(32)が、自身の弟と共にマッターホルンの登頂に成功したことわかった。
ピッパが弟と共に挑んだのは、アルプス山脈に属する標高4478メートルのマッターホルンで、登頂が難しい山として知られている。ピッパはスポーツが得意な人物として知られているとはいえ、婚約後の大切な時期に、そのような危険かつ難易度の高いチャレンジをしたのには、深いわけがあった。
ピッパの婚約者ジェームズの弟であるマイケル・マシューズは、1999年にエベレストの登頂に成功したが、標高8000メートルを超えた地帯「デスゾーン」でヒマラヤストームと呼ばれる吹雪に飲み込まれ、若い命を絶った。そのマイケルにインスパイアされたピッパは、以前からマイケルの名前がついた「マイケル・マシューズ基金」の資金集めをしていたという。
ピッパは今回のチャレンジについて、「私も弟も、マイケルに会ったことはありませんが、山に対するスピリットと情熱を彼と共にシェアできたと思います。彼がそこにいて、私たちの成功を後押ししてくれたのです。彼の思い出をサポートできたことに誇りを感じています」とデイリー・メール紙のインタビューで語っており、ジェームズとの婚約を機に、彼と将来の家族となっていたはずのマイケルに敬意を表して挑んだようだ。
デイリー・メール紙には、山頂でジャンプする写真など、2人の様子を捉えた多数の写真と共に、1999年にマイケルがエベレストを制覇した時の姿がおさめられたモノクロ写真も掲載されている。【NY在住/JUNKO】
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