井上真央、黒猫柄のワンピースで登場も「亮平さんが気づいてくれない」とぼやき節
シリーズ累計発行部数100万部を超える児童文学を3DCGでアニメ映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が登壇。井上と鈴木が“猫ブーム”の到来を喜び、リオデジャネイロ五輪にカンボジア代表として出場するタレント・猫ひろしにエールを送った。
本作は、小さな黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫としてともに成長していく姿を描く友情と冒険の物語。
イッパイアッテナの声を演じた鈴木は「この映画を後押しするように、猫ブームと言われている。先ほどリオの開会式を見ていたら、猫ひろしさんがいらっしゃって。ここでも猫さんが来たか!」と猫の活躍に大喜び。井上も「にゃーですよ!」と乗っかり、「猫ひろしさんにも頑張っていただきたい。この作品もオリンピックに負けないくらいの感動を与えられると思っていますので、ニャン回でも観ていただけたら」と猫語を交えながら、お茶目にアピールしていた。
映画公開を「心待ちにしていた」という井上は、「気合を入れて黒猫を身にまとってきました」と黒猫柄のワンピース姿で登場。鈴木は「まったく気づかなかった!」と黒猫柄に気づかなかったことを正直に明かし、井上は「亮平さんはまったく気づいてくれなかった。いつ言ってくれるのかなと思って、我慢できずにこちらから言ってしまいました」と複雑な乙女心を明かして、会場と鈴木の笑いを誘っていた。
ルドルフとイッパイアッテナも駆け付けていたが、井上は「オレの名前はイッパイアッテナ」と鈴木が声を担当したイッパイアッテナのモノマネを披露。続いて鈴木も、声を高くしてルドルフのマネをするなど、“役柄交換”で大盛り上がりとなったこの日のステージ。鈴木のルドルフの評価を聞かれると、井上は「3点ですね」と厳しい評価を下して会場の爆笑を誘っていた。【取材・文/成田おり枝】