西田敏行の生歌に宮沢りえも大喜び!会場からは「もしもピアノが弾けたなら」のリクエストも

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西田敏行の生歌に宮沢りえも大喜び!会場からは「もしもピアノが弾けたなら」のリクエストも

ディズニーアニメーションの名作を実写映画化した『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会が8月10日に丸の内ピカデリーで開催され、日本語吹替版で声優を務めた松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介が登壇。西田がサービスたっぶりに生歌を披露して、会場を沸かせた。

本作は、ジャングルの動物に育てられた人間の少年モーグリと、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描いた心揺さぶるドラマを、少年以外はすべてCGという最先端の映像テクノロジーで表現した感動作。

西田は、モーグリの一番の友達、陽気なクマのバルー役を演じている。劇中で、バルーとして歌声を響かせている西田。司会から「よろしければ少しだけお聞かせいただけますか?」とお願いされると、西田は「アカペラで?」と驚きつつ、「わかりました」と笑顔で快諾した。

すると客席からは「もしもピアノが弾けたなら!」と西田の大ヒット曲を歌ってほしいとのさらなる無茶ぶりが飛んだが、西田は「おいおい!ここはカラオケじゃないんだから」と苦笑いしつつ、「もしも〜」と一節だけ歌ってみせる大サービス。続けて、劇中で歌われる名曲「ザ・ベアー・ネセシティ」をご機嫌な様子で歌い出すと手拍子が湧き上がるなど、西田の楽しい歌声に会場は大喜びだった。

「今年の1月の末にベッドから転倒して、頸椎を亜脱臼してしまって。4か月、入院生活を余儀なくされた」というように、この日も杖をついての登壇となった西田。「病院のベッドで歌の練習をした。ベッドの上で踊ってましたよ。とっても楽しく覚えさせていただいた」と病床での練習秘話を明かしていた。

また、「ジャングルに置き去りにされたらどうする?」と聞かれたのが宮沢で、宮沢は「私は、音楽とユーモアがあれば生きていけると思っている」と回答。「今も西田さんがアカペラで歌ってくださって、空気がパッと変わった」と西田の歌声に、改めて音楽の力を感じた様子だった。【取材・文/成田おり枝】

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