セレーナ・ゴメス、難病治療のため休業宣言
「リバイバル・ツアー」で8月2日と3日に来日し、日本のファンを喜ばせたセレーナ・ゴメスが休業を発表した。
セレーナがピープル誌に独占で明らかにしたもので、原因は健康上の都合だという。「多くの人たちはご存知だと思いますが、約1年前に私はループス(全身性エリテマトーデス)にかかり、この病がさまざまな形で人体に影響を与えることをお伝えしました。そして今回は、不安症、パニック症候群、うつという副作用があるとわかりました」
「私は自分の健康と幸せを維持することに集中したいと考えており、そのためには休業することが、最善の方法だという決断を下しました。ファンの方のサポートには、いつも感謝しています。私にとって皆さんがどれだけ特別な存在であるかはわかって下さっていると思いますが、最高の自分であるために、この問題に正面から向き合う必要があるのです。この問題を皆さんとシェアすることで、皆さんがそれぞれの問題に立ち向かう勇気をもって下されば幸いです」との声明を発表した。
セレーナは2013年に、翌年行う予定だった日本を含むアジア・オーストラリアでのワールド・ツアーを突如キャンセル。リハビリ施設に入っていたことを認めたが、その際にアルコール依存の噂が流れていた。しかし昨年秋には、ループスという難病にかかり、化学療法を受けていたことを告白。
専門家によれば、不安症、パニック症候群、うつといった副作用は典型的な症状だそうで、セレーナの関係者は、「この休業は、アルコールや薬物依存とはまったく関係ありません。この数か月間、彼女は、自分が自分ではないように感じていたのです。将来の幸せのために、休業を決めました」と語っている。
セレーナは今年7月の誕生日に引退を匂わせる発言をしていたのも、このことが原因だったようだが、復帰の日程などは明らかにしていない。【NY在住/JUNKO】