『君の名は。』の勢い衰えず!異例の初週超え成績でV2
『君の名は。』の勢いが止まらない!前週初登場1位を獲得し、ロケットスタートを切った『君の名は。』が、9月3・4日の興行ランキングでも2位以下に大差をつけてV2を達成した。
一部で熱狂的な支持を受けていたものの、一般的な知名度はそれほど高くなかった新海誠監督の初メジャー作品となるアニメーション『君の名は。』。全国公開されるやいなや口コミが広がり、一気に話題の中心になった。2週目となる土日2日間の成績は、動員86万7000人、興収11億6000万円と驚異的。通常は右肩下がりになっていく興行で、前週の動員68万8000人、興収9億3000万円という数字を上回っていることからも、口コミの効果は大きいといえる。累計では公開10日間で早くも動員290万人、興収38億円を突破した。
ネットでは連日、本作のヒットに関するニュース記事があがっており、社会現象間近ともいえる人気ぶりだ。『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)や『四月は君の嘘』(9月10日公開)など、話題作が公開を控える翌週のランキングでもこの成績をキープすれば、今後もランキング上位に居座り続ける超ロングランヒット作品となりえるだろう。
2位の『シン・ゴジラ』も引き続き好調をキープしている。土日2日間で20万人を動員、興収3億2000万円をあげ、前週の3位からランクアップ。累計では動員412万人、興収60億円を突破した。公開4週目の『ペット』もトップ3を守り、公開25日間で累計動員300万人、累計興収35億円を超えた。
そんな盤石のヒット作が上位を堅持するなか、今回トップ10入りした初登場作品は『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のみ。ジェシー・アイゼンバーグらが扮するイリュージョン集団の活躍を描いたシリーズ第2弾で、土日2日間で動員8万7000人、興収1億2000万円をあげ、6位にランクインを果たした。【トライワークス】