競泳・瀬戸大也、後輩・坂井とは「オビ=ワンとアナキンみたいな関係」
「スター・ウォーズ」シリーズのアナザー・ストーリーを描く映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)の公開記念イベントが、9月6日に六本木ヒルズアリーナで開催。リオ五輪で活躍した卓球男子日本代表の水谷隼と、競泳男子日本代表の瀬戸大也、坂井聖人が登壇した。
男子シングルスで銅、団体で銀と2つのメダルを獲得した水谷、男子400メートル個人メドレーで銅メダルに輝いた瀬戸、そして男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した坂井。3人とも「スター・ウォーズ」が大好きということで、配給会社公認の「“ローグ・ワン”JAPAN」としてイベントに駆け付けた。
水谷は幼少期を思い出し、「『スター・ウォーズ』のボトルキャップを集めてて、全種類コンプリートしました。結構ダブちゃって、たくさんお金を使いましたね(笑)」とコレクターならではのエピソードを披露。坂井も「僕は『スター・ウォーズ』のチョコエッグ。おまけのフィギュアがほしくて、チョコばっかり食べてました(笑)」と通じるものがあるようだった。
瀬戸も自身の小学生時代を振り返って苦笑い。「小学校3年か4年の時に、どうしてもライトセーバーのおもちゃがほしくなったんです。親に『一生、大切にするから!』とダダこねて、ヨーダとライトセーバーのセットを買ってもらったんですけど、今はたぶん物置きにあると思います(笑)」。
イベントでは、“チームの力”が物語のキーになる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にちなみ、リオ五輪での“チーム戦”を振り返った。水谷は「団体戦の準決勝はチームだから勝利できた。仲間の声援や、チームのために自分が活躍しないといけないという気持ちで、本来の自分の力以上のものを出せたと思います」とコメント。瀬戸も「リオ五輪の競技は競泳から始まったんです。自分たちの結果がよければ日本選手団全体が盛り上がると思って、頑張ることができました」と語った。
坂井は「競泳は個人競技が多いので、あんまり団体戦はないんですけど、学生選手権のチーム戦などでは周りから声をかけてもらって、みんなで戦うから、いい結果が出るんです」とコメントしていたが、MCに「瀬戸さんに憧れて同じ大学に入ったんですよね?」と明かされると、瀬戸が「(坂井は)弟子です。オビ=ワンとアナキンみたいな関係ですね。五輪では僕が死んで、聖人がちゃんと(メダルを)獲ってくれた(笑)」と「スター・ウォーズ」を引き合いに出し、会場の笑いを誘っていた。
“ROGUE ONE DAY”と題されたこの日のイベントには、Taku Takahashi(m-flo)、Crystal Kayといったアーティストたちもライブで参加。ダース・ベイダーやストームトルーパーたちも登場し、日本代表選手たちとの競演でステージを盛り上げた。【取材・文/トライワークス】