中川大志&石井杏奈がはっちゃけトーク!“憧れの恋愛シチュエーション”とは?
広瀬すず&山崎賢人をW主演に迎え、高校生の青春と恋愛模様を描いた『四月は君の嘘』(9月10日公開)。今回、主人公の同級生を演じた中川大志と石井杏奈に直撃インタビュー!
インタビュー中は撮影を振り返りながら仲睦まじい会話を交わしていた中川と石井だが、一番の盛り上がりを見せたのは、“憧れの恋愛シチュエーション”について!?現役高校生ならではの初々しいフレーズが次々と飛び出した!
――高校生役ということで、等身大で演じられたと思いますが、役作りで意識したことは?
中川「僕が演じた渡は、サッカー部のエースで女子からもモテモテ。普段はやんちゃだけど、大人な一面も持っている渡のギャップを出せるよう意識しました」
石井「渡って一見チャラチャラしてるのに、ふとした時に確信をついたことを言ったりするんだよね」
中川「そうそう。そのギャップが渡のカッコよさだと思ってて」
石井「私が演じた椿は、すごく元気でまっすぐな子なんです。だから椿の純粋さが伝わるように意識しました」
――それぞれキャラクターと似ている部分はありました?
中川「う~ん。自分が渡に似ているかはよく分からないですけど、杏奈ちゃんは完全に椿って感じです」
石井「えっ、どうゆうこと!?」
中川「杏奈ちゃんも、椿と同じですごく真っ直ぐな人なんですよ。あとしっかりしているようで、たまにボーっとしているところも似てるかな(笑)」
石井「ちょっと~(笑)。でも大志くんも渡に似てると思うよ」
中川「えっ、そうかな?」
石井「まわりをよく観察して、さりげなく気を遣ってくれるところとか渡に似てると思う」
中川「(ガッツポーズをしながら)よっしゃ!そう言われると嬉しい」
――今回のように漫画が原作の作品で気をつけていることは?
中川「僕は、漫画とまったく同じことをやっても意味がないと思っていて。映画だからこそできるキャラクターのリアルな感情を表現できたらいいなと」
石井「私も、大志くんの意見と同じで、原作とは一味違う椿を見せれたらいいなと思って演じました」
中川「ハンバーグで例えるとしたら、同じ食材で普通のハンバーグを作るより、ちょっとアレンジを加えて面白いものを作りたい、という感じかな」
石井「…(苦笑)」
中川「今の例え、失敗しました(笑)。すみません」
――劇中には10代ならではの“青春”を象徴する場面がたくさん登場しますが、特にお気に入りのシーンは?
石井「すずちゃんと賢人くんと4人で、自転車を2人乗りするシーン!」
中川「あのシーンは、海も空もキレイでまさに青春だよね」
石井「ただ私たち、漕ぐ方だったからかなり大変だったけど…(笑)」
中川「炎天下のなか何度も撮ったからツラかったよね…。しかも全速力で漕いでたから、後ろに乗っけているすずが落ちたらどうしようってヒヤヒヤした」
石井「そうそう、私も賢人くんを後ろに乗っけてたから、主演の命を背負ってるっていう妙な緊張感があって。私たちが一番体を張ったシーンかもね(笑)」
――爽やかなシーンの裏側には、そんな過酷なエピソードが(笑)。中川さんと石井さんは現役高校生ですが、今のうちに経験したい“青春”はありますか?
石井「私は制服ディズニーかな」
中川「高校生のうちしかできないからね。僕は、部活帰りに彼女が待っててくれて、一緒に帰るっていうのをしてみたい」
石井「わぁ~それめっちゃいいね!」
中川「それで自転車を2人乗りしながら帰るっていうが理想(笑)」
石井「憧れの恋愛シチュエーションだね」
中川「いつも彼女と一緒に帰る友達を見送りながら、2人の後ろ姿を羨ましそうに眺めてるんだよね」
石井「なんか切ない…(笑)」
【取材・文/トライワークス】