常盤貴子「不倫の境界線はどこまでだろう」と自身の映画をアピール

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常盤貴子「不倫の境界線はどこまでだろう」と自身の映画をアピール

『わたしのグランパ』(03)の東陽一監督作『だれかの木琴』の初日舞台挨拶が9月10日に有楽町スバル座で開催され、常盤貴子、池松壮亮、東監督が舞台挨拶に登壇。常磐は最近のいろんな不倫報道について触れ「最近、不倫について語り合うことが多かったと思いますが、その度に不倫の境界線はどこまでだろうと考えました。その時、何が起こっているのかは誰にもわからない。それってすごく怖いこと。そういうことを想像させてくれる映画です」とアピールした。

本作で常盤は徐々にストーカー化していく主婦役を、池松はその対象となる美容師役を演じた。今後の展望について聞かれた常磐は、東監督作に出演できたことに感激し「こんな幸せな日が来るなんて、20代の私に教えてあげたい。こんな出会いがあるのであれば、これからもまだまだ頑張っていきたい」と目を輝かせた。

池松も「僕は東さんの作品がすごく大好きで。こうやって初日を迎えられ、1つ夢が叶っちゃったので、今後どうしようかなと思っています。また、東さんの次回作を観たいです」とうれしそうに語った。

大ヒットを祝って行われた鏡開きでは、始める前に東監督が「実はお酒が入ってないんです。そんなので鏡割りをするなんてバカバカしくてやれないんですが」と苦笑しながら暴露し、会場は大ウケ。映画館という場所を考慮して空樽となったそうだが、常磐と池松も顔を見合わせて大爆笑した。【取材・文/山崎伸子】

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