東京国際映画祭の審査委員長に『バベル』監督が決定!
今秋開催される東京国際映画祭(TIFF)のコンペティション国際審査委員長に『バベル』(06)のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が決定した。
イニャリトゥ監督は第13回東京国際映画祭で処女作『アモーレス・ペロス』(00)にてグランプリを受賞している縁のあるメキシコ出身の監督。長編映画3作品目の『バベル』では、第59回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞する名実共に世界の映画界を担う監督のひとりだ。今回は9年ぶりに審査委員長としてTIFFへの参加を予定している。
イニャリトゥ監督からは、「地球上の各地の映画界から、新たなそしてエキサイティングな産声があがっています。我々の発想を変える人たちも、これまでも映画によって我々のビジョンを豊かにしてくれた人たちも、今日の文化に時折見られる我々を完全に取り乱させるものに抵抗するための場を必要としています。TIFFは、何年も前から世界中の映画制作者が会する重要かつ心温まるフェスティバルです。日本の文化や映画の伝統は、私個人にも影響を与え、また、敬意と感心を抱かせました。第22回東京国際映画祭の審査委員長を務めさせていただけることを名誉に思い、感情の浄化や省察を引き起こす新たな声に出会うことを楽しみにしています」というメッセージが寄せられた。
世界の秀作が集い、それらの作品を公開前にいち早く観られる東京国際映画祭(TIFF)は、10月17日(土)〜25日(日)六本木ヒルズほかにて開催。【MovieWalker】
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