第2の『ハリポタ』? 『トワイライト〜』続編の前売券が好調
シリーズ累計7000万部突破、映画は全世界で約380億円の興行収入をあげ社会現象を起こし、第2の「ハリポタ」とも目される「トワイライト」シリーズ。このヴァンパイア・ラブストーリーの2作目『ニュームーン トワイライト・サーガ』(11月28日公開)の前売券の売れ行きが好調だ。
海外ではかなりヒートアップしている本作。日本でも流行に敏感な人はすでにキャッチしていて、主要7劇場の初日売れ数は636枚(単券426枚、ペア券105組210枚)、メイン館の新宿ピカデリーでは、なんと発売開始時刻の8時30分以前から長蛇の列が出来るほど。
この動きは、同じく海外のイケメンで、『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』(08)に出演した“王子様”ザック・エフロンを支持した(飛びついた?)日本ファンの盛り上がりに通じるものがある。しかし、どちらかというと、主演のロバート・パティンソンのファンというより、「トワイライト」の世界観ファンのようで、そこが「ハリポタ」ファンと似ている。
それは、先日行われた『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ワールドプレミアでも話題に上った。ハリー・ポッターことダニエル・ラドクリフが『トワイライト〜』の社会現象について聞かれた際に、「『ハリー・ポッター』シリーズに似ている事業展開なので、興味深い」と話している。逆を言えば、このような質問が記者から出たこと自体が、海外での騒動の大きさを物語っている。
「トワイライト」シリーズは第2の「ハリポタ」になれるのか。日本での盛り上がりは、前作DVDが発売される9月18日近辺でまた加速しそうだ。【MovieWalker】
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