キャサリン妃、戦時中に暗号解読者だった祖母に誇り
キャサリン妃の祖母は、第二次世界大戦中にドイツ軍が用いた暗号を解読するために諜報基地ブレッチリー・パークで働いた暗号解読者たちの1人だったと英紙デイリー・メールが伝えている。
ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)でも有名なブレッチリー・パークでは多くの暗号解読者が働いていたと言われており、彼らはドイツ軍の暗号機エニグマの解読に挑み、連合軍の勝利に多大な貢献を果たしたと言われている。
キャサリン妃の父方の祖母、ヴァレリーも実は暗号解読者として働いていたそうだが、終戦から30年間、ここで働いた人々の功績は秘密にされていた関係もあり、彼らの戦時中の活躍はあまり知られていない。
しかし今年、英国の政府通信本部、GCHQは初となる難問クイズ集を発売することになり、キャサリン妃がその前書きを執筆している。「人々は、彼らの戦時中の活躍についてほとんど語ることはありません。しかし、私たちは今、ブレッチリー・パークで働いた人々の仕事がどれほど重要なものだったか知っています。彼らは、国が直面している最大の難題に挑んだのです」とキャサリン妃は書いており、祖母のことを「とても誇りに思う」と話していると同紙は伝えている。
同紙サイトは当時のキャサリン妃の祖母の写真も掲載しており、キャサリン妃に似ていると指摘する読者もいる。「おばあさまはキャサリン妃によく似ている」「なるほど、だからキャサリン妃は余計なことは言わず、黙っているのか。王室にぴったり」「キャサリン妃より、ピッパのほうが祖母似」などのコメントが寄せられている。【UK在住/MIKAKO】
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