斎藤工、高梨臨の氷を毎回注文「アイスマンでした」
第29回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品『種まく旅人~夢のつぎ木~』(11月5日公開)の公式上映と舞台挨拶が10月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、高梨臨と斎藤工、岡山県赤磐市のゆるキャラ・あかいわモモちゃんが登壇した。
登壇できなかった佐々部清監督からはビデオメッセージが届いたが、そのなかで監督が「この映画が大ヒットしたら、臨ちゃん、キスでもしてみますか?」と言うリクエストがあり、会場で笑いが起きる。
斎藤は「します」と言うと、高梨は「本気で言ってるのか冗談で言ってるのかわからなかったけど、大ヒットしてほしいです」と笑顔を見せる。斎藤は「おととい、監督が『すべらないかな』と言ってたんですが、ウケて良かったです」と語った。
続いて、現場でのエピソードについて聞かれた2人。斎藤は「高梨さん、お酒と相性が良い方なんです。よく佐々部さんの部屋で『スナック佐々部』ということで、キャストだけではなくスタッフの方たちとも酒を飲む機会があって。でも、部屋には製氷機がなくて。氷を欲してる高梨さんのために、僕がなぜか毎回受付の方にオーダーしていました。アイスマンでしたね」と言って笑いを取った。
本作は第1次産業に携わる人々の暮らしを描く『種まく旅人』シリーズの第3弾。岡山県赤磐市で、夢を諦め帰郷した27歳の片岡彩音(高梨臨)が、兄の遺志を継いで新種の桃栽培に挑戦していく。
第29回東京国際映画祭は、10月25日から11月3日(木・祝)の10日間にわたり、六本木ヒルズをメイン会場に、EXシアター六本木、東京国立近代美術館フィルムセンター、歌舞伎座、東京国際フォーラムで開催中。【取材・文/山崎伸子】
作品情報へ