実写版『美女と野獣』からエマ・ワトソン演じる美しきベルの姿が解禁!
珠玉のミュージカル・ナンバーと共に、今なお世界中で愛され続けるディズニー・アニメーションの実写版『美女と野獣』(2017年4月21日公開)。そんな本作から、ついにエマ・ワトソン演じる主人公ベルの場面写真が初公開!
自分の意思で選択し、運命を切り開くヒロインのベルは、それまでディズニーが描いてきた白雪姫やシンデレラなど、王子を待つキャラクターに対する新しいヒロイン像で、多くの女性たちの共感を誘った。また近年、記録的ヒットを打ち立てた『アナと雪の女王』(13)のエルサやアナ、『塔の上のラプンツェル』(10)のラプンツェルなど、魅力溢れるキャラクターの先駆け的存在でもある。
今回解禁された場面写真は、ベルが父親モーリスを優しく見つめているシーンとなっている。彼女たちの前にある机には様々な道具が並んでいるが、これらはモーリスが発明したもの。村で変わり者と揶揄される発明家の父を誇りに思い、周りの冷たい言葉から彼を守るベルの優しさと、親子関係が伝わってくるシーンだ。
ベルの魅力は、王子様の登場を夢見る部分や、華やかな美しさなど、古典的なプリンセスらしい要素を持ちながら、自分自身の価値観に従って生きるという現代的な素質をも兼ね備えていること。ベル自身も父親と同様、周囲から変わり者と言われながらも自分の信念を貫き、野獣に対しても醜い外見ではなく内面を見極めたうえで愛す姿が描かれる。
ベルを演じるエマ自身、名門ブラウン大学を卒業し、女性の権利向上を訴える活動を行うなど、自立した女性としても有名で、美しく知的な雰囲気漂う姿はベルにぴったり。そんなエマは「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの。ベルは自分の考えをはっきりと話す活発な女の子で、私はすぐに彼女と恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と喜びを語った。
また本作のカギを握るのがアカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝く『ドリームガールズ』(06)などを手掛けたビル・コンドン監督。ミュージカルパートがどのように実写化されるのかにも大きな注目が集まっている。【Movie Walker】