ありのまま女優のカレンダー、ボトックス女優起用で炎上!
イタリアのタイヤメーカー、ピレリが毎年恒例で制作している有名なカレンダー「2017年度版ピレリ・カレンダー」を公開した。
女性の若さや完璧さを重視する最近の風潮に反論するように、今年はハリウッド女優たちが、顔のシワと内面というありのままの不完全な姿を披露することで、真の「ウーマン・パワー」を主張しているが、ボトックス女優が含まれていることで物議をかもしている。
カレンダーに登場する女優たち15人の年齢は、28歳から71歳。ファッション写真界の巨匠ピーター・リンドバーグによる、アーティスティックなモノクロ写真では、かねてから素の美しさが絶賛されているジュリアン・ムーア(55)やロビン・ライト(50)がノーメイクを披露。
鍛え上げられたボディと共に、日ごろの彼女たちとあまり変わらない美しさが伝わってくる。外見より実力で勝負のシャーロット・ランプリング(70)やヘレン・ミレン(71)もしかりだ。
またジェシカ・チャステイン(39)、ルピタ・ニョンゴ(33)、ルーニー・マーラ(31)、レア・セドゥ(31)、ペネロペ・クルス(42)、チャン・ツィイー(37)、アリシア・ヴィキャンデル(28)、そして特別ゲストとして迎えられた、政治理論の大学教授であり、医療分野の実業家アナスタシア・イグナトヴァなども、納得の顔ぶれ。
しかし、そこにケイト・ウィンスレット(41)、ユマ・サーマン(46)、ニコール・キッドマン(49)が含まれていることが、特に疑問視されているようだ。
ケイトはスッピン推奨派で、以前にも「レッドカーペットや雑誌で見せる顔は作られたもの」とスッピンを披露し、ありのままの素晴らしさを訴えたが、今回の写真はあまりにその時の写真と違い、最近ボトックス疑惑も浮上したばかり。
またユマとニコールは「典型的なボトックス中毒顔」と言われており、ユマは顔の激変、ニコールも膨れ上がった顔を指摘されているからだ。
それらについてネットユーザーたちからは、「女優って美しくいるのが仕事。その素を見せられて、美しいと言われてもあまり説得力がない」「みんな、素自体がありのままじゃない」「ボトックスで作られた顔のシワを見せられても、裸の魂は見えない」「女優は商品。わざわざ素を見せなくてもいいのでは?」といった厳しい声が寄せられている。【NY在住/JUNKO】