放送映画批評家協会賞のワーストドレッサーは?
サンタモニカで行われた放送映画批評家協会賞の授賞式に、セレブたちが華やかなドレス姿で集い、レッドカーペットを歩いたが、賞賛される人ばかりではなく、取材陣の首をひねらせた女優たちもいたようだ。英紙デイリー・メールは、ケイリー・クオコ、アリソン・ウィリアムズ、ミシェル・モナハンの3人をワーストドレッサーに選出。
ケイリーは後ろ側だけがドレスのトレーンのように長くなった、ショート丈でピンクのストラップレスキャミソールに同色のパンツで登場。このツーピース・ドレスはNoon By Noorのもので、同ブランドはレッドカーペットで賞賛されるドレスを数多くデザインしているが、今回のケイリーのファッションは「従来のドレスとは一線を画しているが、成功していない」と同紙は指摘した。
大胆な青いグラデーションのパターン使いのロングドレスで登場したのはアリソン・ウィリアムズ。人目をひくドレスながらも、「柄のせいで彼女の素晴らしいプロポーションが目立たない」と同紙は指書いており、確かにパターンにばかり目がいって、少し上半身がずん胴に見える感じは否めない。また、ドレスに合わせてメイクも濃くしたせいか「彼女のナチュラルな美しさが損なわれている」とも言われている。
さらに、ミシェル・モナハンはモニーク・ルイリエの黒いレースジャケットに、オーガンジーのスケスケなワイドパンツ姿でレッドカーペットを歩いた。しかし「このパンツは別のイベントならいきたかもしれないが、胸元が開いたジャケットの真ん中から垂れた巨大な白いリボンとの組み合わせで、授賞式シーズンの幕開けとなるガラなのに失敗した」と同紙は評した。
また赤とピンク、2色使いのサテンドレスで登場したシンシア・ニクソンも「2016年というより1996年みたい」と酷評され、白いミニドレスを着ていたリンダ・カーデリーニも「レッドカーペット用の装いではなかった」と書かれてしまった。【UK在住/MIKAKO】