エリザベス女王、危うく宮殿警備員に射殺されるハプニング
エリザベス女王がバッキンガム宮殿内で危うく警備員に射殺されかかるという物騒なハプニングに見舞われていたことがわかった。
これは元宮殿警備員の男性が英タイムズ紙に明かしたもの。エリザベス女王は時々、不眠症に悩まされることがあるそうで、ハプニングが起きた際、深夜にコートを着て散歩に出かけていたらしい。
夜中の3時頃、宮殿をパトロールしていた警備員は、怪しい人影を発見して危険な侵入者だと思い「誰だ!」と叫んだという。だが、驚いたことにそれはエリザベス女王だった。
「なんてことだ。女王陛下、危うくあなたを撃つところだった」と思わず言った警備員は、口の利き方が馴れ馴れしすぎたと思い、叱られると覚悟したが、女王は「いいんですよ。今度は前もって電話をいれておきますね。あなたが私を撃ち殺さないで済むように」と答えたそうだ。
2013年にもアンドルー王子が庭を歩いていて、銃を持った警察から侵入者と間違われ、警察が王子に対する謝罪文を発表したことがあった。エリザベス女王は、風邪のために昨年のクリスマスから公の場に姿を見せておらず、そのタイミングで明らかになった物騒なニュースなだけに、女王の身を心配しているイギリス国民も多いようだ。【UK在住/MIKAKO】
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