ドナルド・トランプがM・ストリープにツイッターで反撃!
ゴールデングローブ賞授賞式でメリル・ストリープから公然と批判されたドナルド・トランプが、ツイッターで反撃に出ている。
スピーチのなかでメリルは、2015年の選挙集会でトランプが障害を持つ記者を真似て演説していたと言及し、「それを見た瞬間、私の心のなかでなにか壊れたような気がしました。そのことは未だに私の頭から離れません。なぜなら、それは映画のなかではなく、現実世界で起こったことだからです」と語った。
だが、トランプはそれに反撃し、「メリル・ストリープはハリウッドで最も過大評価されている女優の1人。僕のことを知らないくせに昨夜ゴールデングローブ賞で攻撃をしかけてきた」「ヒラリー・クリントンははっきり言って大負けした。僕は障害を持つ記者をおちょくったりしていない。ただ、僕を悪く見せるため、16年前に自分が書いた記事の内容を変えた記者の卑屈な態度をおちょくっていたのだ」とツイートしたと英紙デイリー・メールが伝えている。
これを受け、トランプを支持する団体が、トランプは誰かを真似しておちょくるときはいつも似たような印象になるとして、演説中に彼が誰かのモノマネをするときの映像を集めたものを発表。これを公式サイトに掲載したFOXニュースは、「トランプはテッド・ヒューズからトランプ自身まで、誰かが困っている様子を真似するときは似たようなジェスチャーを使っており、この点に関してはトランプの主張にも一理ある」と報道。
メリルは、バラク・オバマ大統領やビル・クリントン元大統領一家と親しいことで知られており、昨年6月にはニューヨークで行われたシェイクスピア・イン・ザ・パークのガラに、トランプの扮装で登場し、観客を笑わせたことで話題に。
米国のみならず英国などでも大きな話題になっているこのニュースについて、英紙デイリー・メールのサイトにも1万を超す読者コメントがついており、同紙が行った「メリルは政治を持ち込むべきだったと思いますか?」という調査では、51%がイエスで49%がノーと、ほぼ真っ二つに意見が分かれている。【UK在住/MIKAKO】